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特色と取組・進学指導特別推進校

 本校には現在3つの取組目標があります。「IBワールドスクール」「進学指導特別推進校」「東京グローバル10指定校」の3つです。

  1. IBワールドスクールの称号は、IBコースだけに与えられたものではありません。学校全体でIBの教育理念に基づいた教育を行うことが求められます。10の学習者像を常に意識し、探究型・双方向型の授業を実践し、世界にはばたく生徒を育成します。
  2. 国際高校の進学指導は、多様な生徒の各々の強みを最大限にいかしたものです。多くの生徒がAO・推薦入試、一般入試で国公立大学、最難関私立大学へ、また毎年10~20名の生徒が海外大学に進学します。
  3. 国際高校の実践してきた外国語教育、国際理解教育が評価されて東京グローバル10の学校に指定されました。外国語教育のいっそうの充実はもちろんのこと、海外の高校との連携、多様な国際理解教育を力強く推進していきます。

特色

授業内

 本校は、国際学科だけを設置している学校です。教育課程は普通教科と専門教科でできています。普通教科は、一般にどこの学校にも設置される科目です。専門教科は国際感覚の育成と優れた外国語能力の体得に重点を置き、外国語、国際理解、課題研究(総合的な学習の時間)などの分野から構成され、本校の特色となっています。

習熟度別・多展開授業

 在京外国人生徒や海外生活の長かった生徒が、 高校での授業を十分に理解できるようになるまで、 少人数のグループ別学習を実施します。 また、 数学や英語などの科目は習熟度によりグループ編成をします。これらをあわせて「多展開授業」といいます。グループごとに、 授業の内容が少し異なりますが、 基本的に同じ内容の授業をします。また、 学期毎にグループ編成を組み替えることもあります。生徒の一人一人が十分に学力を伸ばすことが「多展開授業」の目的ですから、 どのグループで学習するかによって、成績の面で有利・不利はありません。

教育課

 本校の教育課程は、豊かで調和のとれた国際感覚と優れた外国語能力を身につけた有為な人材の育成を 目指し、多彩な専門教科・科目を用意しています。1学年では、普通教科・科目を中心に共通履修が多く、学年が進行するにしたがって選択履修が増えます。また、1学年から多くの科目で多展開授業を実施しているのも本校の大きな特徴です。

本校の校則は、大きく分けて4つです。

  1. (1)基本的生活習慣を守ること。
  2. (2)自転車・バイク・自動車による登下校は禁止。
  3. (3)本校指定の制服を着用すること。
  4. (4)公共物、学校の施設を大切にすること。

 国際高校では制服として、冬服はブレザーにズボン(男子)・スカート(女子)、 夏服はズボン(男子)、スカート(女子)が指定されています。 ネクタイ、リボンの色、柄の指定はありません。

在京外国人の生徒について

 本校には在京外国人の生徒が多く在籍しています。アジア、北アメリカ、その他の地域などの出身生徒が多数います。

海外帰国生徒について

 本校には、海外からの帰国生徒も在籍しております。アメリカ、イギリスなどの地域に暮した体験を持つ生徒です。 本校では異なった体験を持つ生徒同士が毎日一緒に生活します。

Q&A

Q.
海外帰国生徒や在京外国人生徒の授業は、一般生徒と違うのですか?
A.
教科・科目によっては、一般生徒とわかれて授業を受けています。どの授業を受けるかは、IBコースを除き、入学前に行われるプレイスメントテストの結果で、一人一人の学習歴や能力などを 考慮して決められます。
Q.
外国人の先生は多いのですか?
A.
英語以外の外国語(5か国語)を含めて26人います。英語は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ジャマイカ、ニュージーランド、フィリピンの先生方から学べます。英語以外の外国人の先生から、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、朝鮮語の各語が学べます。

Q.
先輩と後輩の関係は厳しいですか?
A.
厳しくはありません。部活動などでも、先輩と後輩が同じ立場に立って活動の方針を話し合い、熱心に活動しています。
Q.
どんな生徒が多いですか?
A.
個性的で積極的な生徒が大勢います。それぞれ異なった体験をしてきた生徒が多く、居ながらにして国際理解が深まります。